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VRイベント中止の経緯について

いつも手倉テイム・DiglaWorksの活動へのご理解、および応援、ありがとうございます。
2021年7月20日に告知した、VRイベントの中止という判断の経緯について説明いたします。

要約

悪質なユーザーによる荒らし行為(ストーカー、中傷)が発生し、精神的な問題で主催としての責務を果たせないと判断したことに加え、対外的にも参加者の安全を確保できなくなったため

詳細

北米在住の加害者A(仮名)氏は2020年より、VRSNS・Twitter上で私が嫌がっているにも関わらず、しつこくフレンド申請を送ってくる、話したくないのに長文を送ってくるなどの行為を繰り返しました。
また、VRSNS上でスタッフからの警告があったにも関わらず、バーチャルタレントを追い回す、大声かつ英語で延々としゃべり続けるなどのイベント運営の支障となる行為、Discordでサーバーの趣旨とは関係ない無関係な話を延々と行う、VRイベント中に自分が気になる内容の言及がないとコメントをし続けるなど、私以外にも迷惑行為を繰り返しており、私が彼との交流を避ける理由にもなっていました。

2021年3月、何度拒否してもVRSNSのフレンド申請が届き、精神的に耐えきれなかったため、VRSNS上でブロック対応を行いました。
その後、加害者A氏は私のYouTubeチャンネルのVRSNSとは一切関係ない配信に「何で僕をブロックしたんですか?こんなにも僕は君と友達になりたいというのに!」という旨のコメントを行なったため、コメントの削除対応、およびモデレーター権限による非表示設定を行いました。

しかしながら数週間後、InstagramのVRSNSとは全く関係ない写真のコメントに同様のコメントを行ったため、それまでミュートで済ませていた彼のTwitterアカウントをブロックするという対応を行いました。
その結果、pixivのメッセージ機能、Instagramメッセージ、Steamに上げたスクリーンショット等に「何でTwitterをブロックしたんですか!?僕は素敵なコミュニケーションをしたいと思ったのに、理由もなく僕をブロックした!!」という旨の同一内容のコメントやメッセージがマルチポストされました。
私はもはや我慢の限界であり、Instagramメッセージに返信する形で下記の警告を行い、pixiv、Instagramのアカウントをブロックしました。

「君が今やってる行為こそが理由だ。もしもこれからも続けるのであれば然るべきところに通報相談させてもらう。日本だとストーカーになり犯罪だ。君の言動は僕以外の人も怖がっている。今後こういう思いをしたくないなら、自分の行動を考えてほしい」

しかしながら30分後、Steamプロフィールのコメント欄に中傷コメントが書き込まれます。明らかに攻撃行為であり、各SNSのコミュニティガイドラインに従い、ブロックや通報等を行いました。

しかしながら加害者A氏の行為はエスカレートし、別アカウントを作成し中指の絵文字と共にゴミ箱扱いするコメントをYouTubeに投稿する、意図的に悪評価をつけるなど、迷惑行為を繰り返していました。

2021年7月19日、Twitter上でいわゆる「捨て垢」でのダイレクトメッセージリクエスト(フォローしていないユーザーからのダイレクトメッセージの受信を許可した際に最初に届くメッセージ)が届きました。ダイレクトメッセージのため正確な内容の記述は控えますが、概要としては、

という脅迫・危害予告に近い内容であり、その文章構成や言い回し等が3月24日にコメントされた内容と一致していたこと、また当該アカウントの他者へのリプライの中に加害者A氏本人であることをほのめかすツイートがあったことから、本人と確定し、Twitter Inc.への報告およびブロックを行いました。

加害者A氏の言動に恐怖を抱き、報復の恐れもあったこと、VRSNSのユーザー間で彼が行った事案ではないにせよ同様の被害報告を数多く聞いていたことから、結果としてVRSNSに恐怖を抱きました。
また、19日以前に私が大好きなアーティストが社会上許されざる行為をしていたことが発覚するなど、精神的に不安定になる要素が多くイベントの準備ができておらず、19日の当該事案をきっかけにさらに精神状態が悪化し、全く手につかない状態となりました。

私が開催予定だったイベントは、非公式・非公認なイベントにせよ、過去回において原作者が突然参加し主催の私を驚かせると同時に公式のキャラクター設定を披露するなど、原作者含めイベントの参加者層に広く知られているイベントです。
万が一加害者A氏本人やその友人等からの悪意ある「視界ジャック」(参加者の描画処理に割り込む演出)や騒音によるハードウェアや鼓膜の破壊等の破壊工作が行われた場合、責任を取れる状態ではありませんでした。
結果として、イベントの主催として参加者の安全確保、原作者の不利益にならない現場作りが極めて困難と総合的に判断せざるを得ませんでした。

そのため、2021年7月20日に「主催者都合による中止」を公表しました。

(以上、加害者A氏とのやり取りは全て英語、日本語訳は手倉テイムによる意訳)


以上が中止に至った経緯となります。本件についてはきわめて個人的な理由により、個人の自由を著しく踏みにじり、表現行為を委縮させる極めて悪質な行為であり、大変遺憾です。
なお、加害者A氏について、過去に当サイトより「悪質な情報を流す団体、および個人」として注意を呼び掛けた団体および個人とは直接・間接的にも一切無関係であることを確認済みであり、無関係であるにも関わらず、今回の事象と別の事柄を紐づけて批判を行った事実は一切ありません。

本件に関しまして心配の声をかけてくださった方、また代理での開催を打診してくださった方に深く感謝します。
今回私主催による開催を断念したイベントについて、2021年秋の開催に向けて尽力していきます。手倉テイムおよびDiglaWorksを今後ともよろしくお願いいたします。

2021年8月12日
手倉テイム


(2021年8月12日 12時33分: 誤字を修正、過去にサイトで注意を呼び掛けた事象と関係ない旨を追記)

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